CH 86 / 86付録

早見表

このページの目次13 items

10秒でいうと

手元に置いて引くためのページです。印刷して机に置ける分量にしてあります。
数字が入るものは変わります。確認先も一緒に載せました。

読むページではありません。引くページです。

迷ったときの3つの問い#

困ったら、まずこれを自分に聞いてください。

問い 答えが「いいえ」なら
確かめられるか 任せない。確かめられる形に変換する(No.80)
元に戻せるか 人が最後のボタンを押す(No.19)
判断を渡していないか 材料を出させるところまでに留める(No.22)

どこで使うか#

やりたいこと 使うもの
考える、書く、相談する チャット
手元のファイルを整理・変換する Cowork(有料プラン・デスクトップ)
手順を仕組みとして固める Claude Code
自分のプログラムから呼ぶ API
いま見ているページで使う ブラウザ拡張
表計算の中で使う Excelアドイン

迷ったらチャットから。同じことを繰り返していると感じたら、上の行へ移ります。

モデルの選び方#

名前ではなく役割で覚えてください。名前は変わります。

状況 選ぶもの
チャットで普通に使う 既定のまま
込み入った相談、長い資料 深く考えるモデル
単純な変換を大量に 速い軽量モデル
APIで組む まず深いモデルで作り、あとから軽いモデルを試す

現在のラインナップと数値は、モデルの違いと選び方と公式ドキュメントで確認してください。

効く一言(8つ)#

どのプロンプトに足しても効きます。

text8 lines
直さないでください。指摘だけお願いします。
読み取れない項目は空欄にして、どこか教えてください。
賛成意見は要りません。
書いていないことを足さないでください。
参照したページのURLを示してください。
目視ではなく、コードで計算してください。
まず構成だけ見せてください。
いったん止めてください。

症状から引く#

症状 まずやること
指示を守らない 条件を箇条書きで貼り直す
話が飛んだ 引き継ぎを作って新しい会話へ
答えが長い/短い 数で指定する/材料を足す
数字が合わない コードで計算させる
存在しない条文・書名 出典を出させ、自分で開く
上限に達した 長い会話を閉じる。回復を待つ
費用が想定より多い /usage と /context を見る

詳しくはよくある失敗とトラブル対処にあります。

Claude Code のコマンド#

claude プロジェクトのディレクトリで起動
/init CLAUDE.md の下書きを作る
/context いま何が読み込まれているか
/usage 使用量と内訳
/clear 会話をまっさらに(無料)
/rename → /clear → /resume 名前を付けて閉じ、あとで戻る
/rewind 前の状態に戻す
/memory 記憶の中身を見る・消す
/mcp 接続の状態を見る
/model /effort モデルと思考の深さを変える
Esc いま動いている処理を止める
Esc ×2 巻き戻しメニュー
Shift+Tab 権限モードを切り替える

Esc を早めに押す。違う方向へ進み始めたら、最後まで見ない。

置き場所の使い分け#

置くもの 場所
自分についての事実 メモリ
返事の書き方 スタイル
その仕事の資料と決めごと プロジェクト
毎回守ってほしい事実 CLAUDE.md(200行が目安)
決まった手順 スキル
必ず走らせたい処理 フック

判断の基準は指示書、手順はスキル、必ず走るものはフック。

渡す前に止まるもの#

顧客・取引先の情報 社内規程と契約を確認
認証情報(鍵、パスワード) 渡さない
財務書類・給与 確認してから
健康・人事の記録 確認してから

渡してよいかの前に、渡さずに済まないかを考える。匿名化、抜粋、置換(No.78)。

苦手なこと#

正確な数え上げ コードで計算させる
記憶から事実を出す 出典を出させて自分で開く
条文・判例・法令名 原文を引用させる
写真に写る人物の同定 仕様として拒否される
画像・動画・音声の生成 できない
診断画像の読影 対象外
良し悪しの判断 人がやる

巻き戻しで戻らないもの#

bashコマンドで消したファイル Gitで戻す
サブエージェントの編集 Gitで戻す
外で加えた変更 対象外
シンボリックリンク スキップされる

作業前にコミット。巻き戻しはGitの代わりになりません(No.39)。

確認先#

数字が入る話は、必ずここで確かめてください。

対象 確認先
モデル・API・機能 platform.claude.com/docs
Claude Code code.claude.com/docs
プラン・アプリの挙動 support.claude.com
料金 claude.com/pricing
MCP modelcontextprotocol.io
税務 国税庁
法令 e-Gov法令検索

やってみよう:自分用の早見表を作らせる(5分)

このページは全員向けです。自分の仕事に絞ると、もっと短くなります。

プロンプト
“`
私の仕事は(ここに書く)です。よく使う作業は(3つほど)です。

私専用の早見表を1ページで作ってください。

・私が実際に使う項目だけ。使わないものは削る
・A4に印刷して収まる分量で
・数字が変わる項目には「要確認」と印を付けてください
・私が忘れやすそうな注意点も3つ
“`

期待される結果:自分の作業に絞った短い表が返る。このページの半分以下になる。

うまくいかないとき:長くなったら「半分に削ってください。使わない項目を落として」と伝えてください。引けない早見表は、無いのと同じです。

まとめ#

  • 迷ったら確かめられるか・元に戻せるか・判断を渡していないか
  • モデルは名前ではなく役割で覚える
  • 効く一言は8つ。どのプロンプトに足しても効く
  • 数字が入る話は、必ず確認先で確かめる

次に読む#

Claude完全ガイド 目次